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―ネット上にある、匿名での、赤裸々な恋愛の悩みや告白を紹介し、真剣に恋愛について考えるシリーズ企画『非モテ自身』。―
今回の告白者は、「アラサーの見苦しい婚活」について打ち明けています。
なんでも告白者は、アラサー女性について、若いうちに遊ぶだけ遊んでうえに、年をとった自分を押し付けてくる、と感じているそうです。一体どういうことなのでしょうか。
社会人にもなると、やはり出会いの場と言うのは限られてきます。友達の紹介や合コンで知り合いたいと思っても、仕事が忙しくてなかなか休みもままならない、疲れすぎていてとても出かける気分ではない…など、そうなってしまっては、出会いは職場に限られてきます。
それも加齢を重ねて、適齢期を過ぎれば過ぎるほどに出会いは遠のいてしまうものです。
手に入る出会いといえば職場の同僚か、出入りする取引業者か、その中から独身女性は独身男性を物色するしかないのです。
告白が行われているのは、はてな匿名ダイアリー「婚活する年増女性の皆様へ」(関連サイト参照)。では、年増女性の婚活に巻き込まれた告白者が、本音をつづっています。
告白の概要、告白者のプロフィールを踏まえて、告白の具体的内容を見ていきましょう。
■告白の概要
30過ぎた女性は、婚活を会社内でしないで欲しい。パーティーなどですればいいのではないか。
■告白者のプロフィール
性別 男性（推定）
職業 不明
備考 自称、収入があってパッとしない男
■具体的な告白内容
告白者は、アラサーの婚活について苦言を呈している。
「今年の正月に友人や同級生と語った話だけど、婚活ってのは場所を選んでやってほしいと思う。その手のパーティとかで頑張ればいいじゃないか。職場なんかで声をかけてくるのははっきり言って迷惑だし、その上で色々条件をつけてくるんだから」
そう、ある程度の年齢を過ぎれば、なかなか男性に対する理想に妥協できず、高望み状態になるものです。
とは言え、収入面で好条件の男性は難しいと述べています。
「まず、収入のある男性ってのは、基本的には一部を除いて「学生時代勉強した男」だ。当時一定以上のリソースを「勉強」に食われているのだ。勉強した上で、いわゆる「モテ」方面にリソースを使えるような奴はほんの一部だったし、そういった奴は当時から今までずっと若くて美しい女を選び放題だから、婚活するだけ無駄。」
そこで、婚活の対象が、一段ランクが下げられる、と告白者は述べています。
「結果、婚活的な行為の対象になるのは、収入があってパッとしない男、ということになる。そう、ちょうど俺たちみたいなのだよ。ただ、そういった男は、特に30歳超えて婚活するような女性を“ズルイ”と思っている。理由は簡単だ。恋愛とか結婚とかいう言葉を一つにして、例えば「男女交際」という言葉で括ってみるとよく分かる。」
30歳を超えて婚活する女性がなぜずるいのかについて以下のように述べています。
若い頃の男女交際は、基本的には2人の間の問題だけで、楽しいことが多いだろう。ある程度の年齢になってからの男女交際は、子供やら親戚付き合いやら老後やら、一生かかって解決しなければならないトラブルだらけで、精神面でも金銭面でも、特に男性側の負担が段違いに大きい。」
その事情を踏まえて、告白者は、アラサー女性の婚活の態度には、次のようなメッセージを感じるとつづっている。
「若い頃の男女交際で、他の魅力的な人と楽しんできました。年をとってからの苦しい部分を、あなたに引き取ってほしいと思っています」
実際に女性はこのように感じているのかどうかは定かではないが、このように受け取っている男性がいることは事実だ。
■ライターの考え
なんとも恐ろしいことである。今まで必死に真面目にひたすら勉強してきた結果が、若い頃にさんざん好き勝手をやって、独身を通してきた年増女性とあっては、男性が気の毒で仕方がありません。
プライベートで知り合ったなら避けるなり、絶縁するなり可能ですが、仕事上で知り合ってしまっては避けようも絶縁のしようもありません。
逃げられない男性たちは、そうして蜘蛛の糸に絡められる蝶のように餌食となるのです。
いくら出会いがないからと手近な男性を餌食にしていては、ますます男性から嫌われる非モテになります。婚活をする女性たち、気をつけてください。
（松田）
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（関連リンク）
婚活する年増女性の皆様へ
松田英雄
大阪芸術大学卒業後、フリーライターとしてインターネットを中心に作品が掲載される。グルメ、エステ、ファッションなどを中心に描いているが、独自の恋愛感、男性批判など、若い女性らしい過激な文章を得意とする。
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